おめでとう❤️
Dolce Of Music音楽教室からエレクトーングレード3級合格者が出ました❤️
エレクトーングレード3級合格までの道のり
今回合格した平山みのりさんは、幼少期よりエレクトーンをヤマハ音楽教室で習い、ヤマハ音楽教室の王道である「ヤマハエレクトーンコンクール」に毎年のように参加ししていました。
しかしながら、楽器店さんが大手の場合はなかなか金賞を取ることもできず、地区大会への出場も叶っていなかったようです。その時点でコンクールに出場するほどのスキルを持ちながらエレクトーンの演奏グレード5級も取得できておらず、環境を変えたいと思ったのでしょうか。
彼女が高校2年生の時にDolce of Music に入会してくれました。
これはエレクトーンを幼少期から学んできた生徒のあるあるなんですが、大手楽器店さんは合同発表会やその他個人発表会、講座やプレイヤーさんのセミナー、エレクトーンを学んでいる生徒さんはエレクトーンコンクールにアンサンブルコンクールとイベントに追われます。
忙しくて地に足をつけて音楽の基礎を学べてないことが多いのです。
もちろん優秀な生徒さんは、コンクールを一番の目標に掲げられて1年かけてコンクールで演奏する曲を練習していきます。なのでコンクールで弾いた曲は素晴らしく上手です。
しかし、楽器店大会で金賞を取らないことには次のステップに進むことができません。
ここがまず大きな壁になります。
もちろん何か目標を持ち練習に励み、コンクールで賞を取ることはとても有意義なことかと思いますが、私が関わってきて思うのはそこが全てになってしまって視野が狭くなり、他に目が行かなくなり、他の練習との実力ギャップが激しくなり、グレード5級取得もできないまま進んでいきます。
その道のりで辞めていく生徒さんも多いと思います。
教室に入会してから彼女も、まず5級グレードを取得のための勉強を始めました。
その時点で高校2年生。でもすごく頑張ってくれて、エレクトーンコンクールも私がお世話になっている玉田ピアノさんのところでエントリーして金賞を取り、念願の地区大会にも出場することができ、エレクトーングレード5級も高校3年生まで取得できました。
その後、大阪音大の電子オルガン科に進学してより深く電子オルガンのことを学びながら、エレクトーン4級の取得を目指しました。
しかし4級グレードのハードルはまた高く、コードやハーモニーの勉強をしっかりしないことにはコードがついていない曲にコードをつけてアレンジ演奏をするという高度なことはできません。
大学はカリキュラムがあるので個人に沿った深い勉強はできません。
彼女も4級取得には苦労しましたが、諦めずコツコツとレッスンに通ってくれて前に進んでくれました。その甲斐あってエレクトーン4級と指導グレード4級取得ができました。
普通ならそこでもうグレードの取得はもういいかと思う方も多い中、彼女は3級を目指したいと宣言していました。
これはこれでまた一層ハードルが高くなります。
ただ、大学で自作曲も制作し、若さと練習時間が取れるというのはグレード取得には大きなメリットなんで、彼女が目指したいなら指導してあげようと思いました。
また1からコツコツの勉強が始まりましたが諦めずコツコツと積み上げて、演奏力アップ、アレンジ力、即興力、初見力、3級取得には全てがかなりのレベルが欲求されるため練習は本当に大変だったと思います。
わたしの3級取得経験談
ここからは私の経験談ですが、わたしがまず3級を取得したいと決意した時は、途方もない時間を練習しました。私もすでに講師業をしている時でしたので、仕事を終えてからも最低毎日5時間くらいは練習した記憶があります。
即興問題もその時にあった問題集を片っ端から即興で練習し、自分のベストの演奏を自己評価するような練習方法を取りました。
自分の演奏を弾き終えて、これじゃあ3級の価値はない私が試験官なら不合格にするなあとか、自分で納得のいく演奏になるまで、自分の分析で自分のベストな演奏をたくさんたくさん練習しました。
それ以上の演奏はないし、それを評価してもらえないなら自分には3級の力がなく自分には取得できないグレードなんだと自分が精一杯の努力しての結果なら後悔もないなあと思っていました。
なのでもちろん合格した時は嬉しかったですが、それまでの試験で自分の力を発揮できなかった時は「ベストではなかった」と再試験に向けて頑張れました。
何か目標があること、何がなんでも結果を残したいと思う気持ちがないと結果は出せないし、誰もが簡単に取得できる資格なんだったら価値もないですよね。誰もが簡単に取得できないから目指そう、目標にしようと思うのだと思います。
グレードが全てでもないし、取得したらか終わりでもなくそこからまたスタートだけれど、自分が努力して手にした3級合格というステータスは、その後の自分の音楽人生に自信としてつながっていき今に至ることができています。
自分の好きなことを仕事としてやってこれたことは、とても幸せなことです。
自分が手にした技術、スキルは自分の人生を素晴らしく輝かせてくれています。
同業の教え子や後輩がそのような人生を歩んでくれるサポートはこれからも続けていきたいと思っています。
今ではDolce Of Music音楽教室で講師もしているみのりちゃん、本当にエレクトーングレード3級合格おめでとう。これからも一緒に頑張っていきましょうね
平山 みのりさんからのメッセージ

ヤマハエレクトーングレード3級に合格することは、私のひとつの大きな目標でした。
Dolce of Music音楽教室に入会した時は高校生でした。その頃からグレード取得に向けて、豊田先生がずっと寄り添ってくださいました。
自分で自分の苦手分野は理解しているのになかなか克服出来ず、レベルが上がるにつれて自信を無くし、悔しい思いをたくさんしました。
それでも、「絶対3級に受かってやる」「いつか先生と並べるくらい上手くなりたい」と一度も諦めずに来れたのも、家族、音楽仲間、そして豊田先生が支えがあってこそだと思っています。
いつも本当にありがとうございます。
さらに技術を磨いて、指導3級とピアノ5級に向けて、気持ち新たに精進して参ります。