JEF全日本大会 高校生の部

前回ブログの続きでJFE全日本大会の感想です
2日めに高校生の部がありました。
この晴れ舞台で演奏できたのは全国から選ばれた、たった10人です。
この大舞台で演奏できること自体素晴らしいことだと思いますし
全員すばらしい演奏テクニック・演奏力・創造性の持ち主でしたすごかったです
が、しかし
全員の演奏を聞き終えた後、
すばらしい演奏を聞かせてもらったはずなのに感動した感はなく
気持ちの中がしっくりいかず不完全燃焼でした
いったい原因は何か、分析してみました
ひとつは、全員が現代音楽だったからです
西洋音楽史を学ぶと
なぜこのような音楽が出来上がってきたかは理解できます。
簡単に言えば、音楽の進化発展形でいくつくとこまで行って
各作曲家たちが20世紀に入り
新しいものを生み出すことが使命のようになり
まったく統一感がなくなっていったからです
ある文献からの抜粋です。。
長・短調の世界は崩壊し、作曲家は難解で目新しいものを求めて活動・・
永続的な語法の不在
12音技法(セリー音楽)
時間的概念の変化(調性の崩壊、響きと形式は抽象化)
科学技術の発達(電子音楽) 従来の楽器や人間の技術を超越した音楽を生み出した。
思想としての音楽作品
(20世紀の音楽作品は、美的統一体)
で、私の感想ですが
現代音楽をエレクトーンで演奏してみんなホントにたのしく
演奏しているのでしょうか?
上位大会に残るためにこのジャンルの音楽を選んでいる?演奏しているのでは?
と思ってすごく興ざめしました
(ホントにこの時代の音楽が好きで演奏しているなら何も言うことはありません
私は、凡人なのかこの手の音楽は全く理解できません
はっきり言って好きになれません
私は人が聞いて
心穏やかに、癒される素敵なフレーズとハーモニーこそ音楽の真髄だと思います
全否定もするつもりはありませんが、
制限のない音楽(音楽と呼べるかも私は微妙です)で画期的かもしれないけれど
この手の音楽を聴いて、一般の方がすごいよかったと感動するとはとても
思えません
エレクトーンのコンクールは、いったいどこを目指しているのでしょうか・・
どんな音楽か聞いてみたい方は下記の動画を見てみて下さい。
動画は英語で書かれているので
内容の意味はわかりませんので音楽だけ聴いて下さい。
後半に出てくる20世紀以降の作曲家さんたちの
音楽が現代音楽です。
前半は、古典派~ロマン派の有名な作曲家さんたちです。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=0ZpCV3IFkS4
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