10章 いよいよ工事着工、そしてグランドピアノ搬入

1.工事は順調に

紆余曲折ありましたが、工事が始まりました。
今回の工事日程は約10日間です。

今回の防音室も私のこだわりの部分がたくさんありましたが、業者さんがすべて私の希望をかなえてくださいました。
工事期間中もレッスンと生活は通常通りあるので、ストレスはかなりなものでしたが、完成がとても楽しみになってきていました。

2.いよいよグランドピアノ搬入

グランドピアノを搬入するまでに、耐震に対応している「インシュレーター」を準備しました。

インシュレーターは「 防音防振目的用」と、現在は「地震対策用」があります。
2018年6月の大阪北部地震の時には、レッスン室のピアノとエレクトーン動いていました。揺れていた時に上下に持ち上がった形跡があり、グランドピアノが地震で動いたらと思うと恐ろしいですし、いつまた大地震が来るかもわかりませんので対策は必須かと思いました。

それではいよいよ搬入です。

搬入に関してはピアノ専門業者さんが、グランドピアノの足を外して、毛布でくるんで、数人で持ち上げて運んでくれます。
あんな重たいものを、人力で持ち上げるのですごいとしかいいようありません。

ここにくるまでの道のりを考えると、とても長かったようでもあり、あっという間だったようにも思います。
人生は自分が思い描いているように順風満帆に進んで行くわけではありません。

でも、夢をあきらめないことは大事だなあと、あきらめなかったから夢を実現でき、この日を迎えることができたのではないかと思っています。

人はいつか人生を終えるときが来ます。
もしかしてそれまでに病気になり身体をこわし、ピアノを弾けなくなる時が来るかもしれません 。今、健康でいられるこの時間を大切に、グランドピアノレッスン室の夢が叶った今、幸せをかみしめながらピアノを弾き、できるだけ長く健康で生涯現役を目指し前を向いて進んで行きたいと思っています。

3.生徒さん宅での防音室施工事例

私と同じころにお引越しを決めた生徒さんが、私に防音室のことを相談してくださったので、私がお世話になっている防音業者さんをご紹介しました。

防音室工事をされた生徒さんのお部屋の写真もご紹介します。

念願の防音室完成!!
防音室があるとないとではストレスが全然違います。
フルートを最近始めましたが、フルートは完全に外に音漏れなしで、エレクトーンはリズムとベー ス以外なら夜でも問題なしです。
旦那さんのサックスも真夜中以外なら音漏れ気にならない!ということで大満足!
今はエレクトーンだけですが将来はピアノも入れたいです。

P.S. 防音室を作りたいと思ったときは、私がお世話になった業者さんはいつでもご紹介致します。

次の章では、これからピアノを購入したい人のために、私視点からのアドバイスをしたいと思います。

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