音楽(演奏・制作)の価格ってどれくらい?
いつも見積もりを出すときには、すご~く悩みます
目の前にものがあって、それに値段をつけるのとは違い
音楽は、目に見えません
ただ、業界の中でのギャラはピンキリで、「相場」はあっても「根拠」はイマイチな場合が多いかも?
売り上げから事務的な経費や交通費、その他もろもろを引いて、残った分をギャラに…といったところでしょうか?
しかし、実情は、ドンブリになりがちなところも多いのですが・・
給与体系を考えると、固定給制の正社員というより、時間給で働くアルバイトや派遣労働者に近いのだと思うけれど、ギャラを時間給換算すると、たいていこんなものかとガッカリすることも
あります。
な・ぜ・か????
それは、「練習時間」「制作時間」「企画時間」の位置づけがあいまいだから…でしょう。
税務上、たいていの音楽家は時間給で雇われているのではなく、個人事業主…つまり経営者なのです!!!!
そこで、音楽家も経営者であるからには、事業の長期的な発展の為に、長期回収をも億さない大規模な設備投資をしなくてはいけないのです。
ようするに…
音楽家は、息の長い音楽活動をしたいのであれば、目先のギャラに捉われず、膨大な時間と労力と金銭を、練習や勉強(テキスト代・CD代・自己研鑽のレッスン代・コンサート鑑賞などなど)に捧げ続けなくてはいけないのです。たとえ、その結果が現れるのが10年、20年、30年先であったとしても・・・。
つまり、練習も勉強も、息の長い音楽家として活動するための、超・長期的投資で、それこそが「音楽に人生を捧げる」という生き方なのだと思います。
これぐらいのギャラだったら、練習時間,制作時間
はこれぐらいに抑えないと割りに合わないと計算してみたり、練習しなくても、それなりの演奏が出来るかなって思うこともあります。
どんなに安いギャラであっても、10年・20年先の自分に責任を持つために、全力で音楽と向きあっていきたいと、そう思うのです。
う~~ん!!
音楽の価格設定はむつかしいですぅ
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